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橘 玲
幻冬舎
¥ 480
(2009-10)
なぜお金をもうけたいのか
経済的独立を果たそう
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今月は読書の目標である2冊読むことができた。さて、黄金の羽の拾い方以来の著者の本。確かに、クール?正論なのかもしれないが、明らかに弱者切捨ての暴論が垣間見える。どうも上からモノを言ってるよ感がぬぐえない。人生を経済的側面からかたるなら、その目的は何ものにも依存せず自分と家族の経済的独立を達成することにある。自由とは人生に複数の選択肢を持つことであるとの主張に異論は無い。
肝心の経済的独立を達成するには?この手の本には珍しく書いてあるが・・・アービトラージ。市場のゆがみを利用して投資収益を上げる方法らしいが、やはりというか一般人には理解し難い。現実がそれを物語っている。